竜巻玉子さんのレポート

竜巻玉子さんから、「九州ダートトライアル第5戦 RC大分ダートトライアル」と「ひむかラリー」のレポートが届きました。自らの意志でレポートをしてくれたものです。この情熱は見習いたい……、ということで許可の上、全文掲載させていただきます。

●九州ダートトライアル第5戦 RC大分ダートトライアル

レポート:竜巻玉子

例年であればとっくに梅雨入りしている季節であるが、当日はピーカンであったが、気温が低く朝は肌寒かった。そんな中、合計51台がエントリした。朝の散水で、一旦はウエットとなった路面であるが、気温が低かったせいか、2本目もなかなか乾かず、2WD連中はタイヤチョイスに悩ませていたようだ。4WD勢は、1本目こそ、ウエットタイヤをチョイスする選手が多かったが、2本目は皆、ドライタイヤに履き替えていた。出走は、九州の統一規則書に乗っ取りN?から順に出走した。

N1
さて、N1であるが、注目は全日本で優勝してしまった大塚選手(TS大分)。前回の地区戦では不覚にも2位になってしまい、みんなからいじめられる結果となっていたため、今回は気合を入れてエントリしている。1本目は、ただ一人52秒台をマークし全日本の貫禄を見せ、大塚選手がトップ、2番手には最近成長著しい若手の芝崎選手(BIGWAY)が入った。そして2本目、注目の大塚選手はさらにタイムを縮め51秒台をマーク。そして最終ゼッケンの橋本選手(MASH)。前回の優勝し大塚選手を表彰台でいじめた張本人である。リアのすべりを土手に当てながら止めるというアグレッシブな走りで見事50秒台をマーク。前回につづき連勝となった。そして3位には1つ順位を下げた芝崎選手が入った。
−−− 上位入賞者(N1) −−−
1位:橋本選手(MASH)   1:50.47
2位:大塚選手(TS大分)   1:51.64
3位:芝崎選手(BIGWAY) 1:52.56


N2はいつもながら、不成立である。


SA1
SA1クラスは、常連のお年寄り古城選手(SECT)は仕事の都合で今回参加できずとも、河村選手(SECT)、岡田選手(FMSC)、平川選手(TS大分)といったランキングホルダーはエントリしていて、こちらも誰が勝ってもおかしくない状態であるが、既に3勝している岡田選手の走りが注目される。さて1本目、やはり岡田選手が1番時計。なんと49秒台をマークしている。2番時計は、所属クラブの会長古城選手が本日欠席のため、プレッシャーを掛けられることなく、伸び伸び走ることができた河村選手。そして3位には
あのかつて全日本シードゼッケンを持っていた小山選手を先輩に持つ伊藤選手(QUCC)である。そして2本目、岡田選手、河村選手ともウエットタイヤからドライタイヤに履き替え勝負をかけた。今シーズンは何かとポカがあったり前回は主催であったりとなかなかポイントを稼ぐことのできない河村選手、早いゼッケンのためか、十分に乾ききっていない路面に手間取り、タイムを落としてしまい岡田選手を抜くことはできなかった。これで気が抜けたのか最終ゼッケンの岡田選手もタイムを落としかがそのまま優勝となった。岡田選手はこれで4勝となりシーリーズチャンピオンに王手となった。3位には、2本目ドライタイヤに履き替え唯一タイムアップすることができた平川選手が入った。
−−− 上位入賞者(SA1) −−−
1位:岡田選手(FMSC) 1:49.05
2位:河村選手(SECT) 1:50.91
3位:平川選手(TS大分) 1:51.05


SC1
昨年は、1000CCのマーチの改造車でがんばっていた山下選手(DESIRE)がEP82Tの改造車で登場、その他大ベテラン三好選手(NMSC)、大庭選手(洞海)もエントリしている。1本目、山下選手が2位以下を7秒も引き離すタイムを出す。これにより三好選手、大庭選手もあきらめムード。2本目、三好選手(NMSC)、大庭選手(洞海)もタイムを伸ばすが、山下選手のタイムには及ばない。最終ゼッケンでウイニングランとなった山下選手は1本目よりタイムを落とす結果となったが、余裕で優勝してしまった。昨年パワー不足に悩んだ山下選手であるがここにきて、納得できるパワーのある車にたどり着いたようだ。
−−− 上位入賞者(SC1) −−−
1位:山下選手(DESIRE) 1:50.07
2位:三好選手(NMSC)   1:54.13
3位:大庭選手(洞海)     1:54.81


SC2
ダートラ暦ウン十年の森選手(BIGWAY)が、なんと首藤選手(RC大分)のアルトを借用してエントリしてきた。今回、首藤選手は主催のためエントリできず、森選手自身ポイントを伸ばしておきたいところ。もちろん永田選手(DESIRE)もエントリしており鬼(首藤選手)のいぬ間に優勝したいところ。今回久々に神山選手(BSK)もエントリしており、ナンバー付きのアルトでどこまで食い込めるか見所いっぱいのクラスである。1本目、借り物の車のためアクセルをセーブしておいた森選手、久々登場で昔のカンが戻っていない神山選手を尻目に、永田選手が余裕のトップタイム。2位森選手をなんと5秒も離してしまった。2本目、まず神山選手が出走、1本目のタイム縮めるが、永田選手のタイムには届かない。次に永田選手が出走、さらにタイムを縮めてしまった。これで楽勝ムードとなり、ゴール後すぐに森選手の走りを見つめる。その森選手であるが、今回主催の首藤選手からOKが出たのか激走している。なんと永田選手を0.24秒上回るタイムでゴールしてしまった。永田選手はまたもや自分が作った車に負ける形となってしまった。
−−− 上位入賞者(SA2) −−−
1位:森選手(BIGWAY)  1:47.48
2位:永田選手(DESIRE) 1:47.72
3位:神山選手(BSK)    1:52.76


N3
九州ではトップドライバー、全日本では普通の人といわれる、鈴木信地郎選手(リアライズ)は欠席であるが、今福選手(CRMC)はしっかりエントリしている。また全日本では田崎選手が乗るエボ9でエントリする馬場選手(EMZ)、岸山選手(MAO)もエントリしており、台数こそ成立ギリギリの5台であるが誰が勝ってもおかしくないものすごく選手層の厚いクラスである。1本目、まず馬場選手が出走、ACDの特性と田崎選手がセットアップしたしなやかな足で滞りなく走りきり41秒台。次に出走した岸山選手であるが、馬場選手のタイムに届かず42秒台。そして最終ゼッケンの今福選手、「雨が降らないので田植えが出来ない・・・」と心にわだかまりがあったのか馬場選手と同秒の41秒台。1本目の公式ではわずかに今福選手が上回って1位となっている。
そして2本目、馬場選手は僅かにタイムアップするが同秒のまま。とりあえずクラストップである。つぎに岸山選手、なんと2秒タイムを更新し堂々のトップタイム。ダブルで出走しているためこのタイムは今走っている今福選手の耳には入っていない。今福選手が最終のターンをきれいに決めゴールに飛び込んできた。タイムは39秒台。今福選手が優勝を決めてしまった。
−−− 上位入賞者(N3) −−−
1位:今福選手(CRMC) 1:39.55
2位:岸山選手(MAO)  1:40.40
3位:馬場選手(EMZ)  1:41.21


SA2
注目のSA?クラス、前回優勝したニコちゃんこと、わざわざ遠征してきて優勝をかっさらっていった三浦選手(メープル)は不参加であり、またかつて全日本のシードゼッケンを持っていた小山選手(QUCC)も未参加である。そうなると、オクヤマカラーのエボ7を駆る山倉選手(MAO)が断然優勢であることは間違いなかった。そのほかエボ3でいつも上位入賞する若い村上選手(BIGWAY)もなかなか侮れない。エントラントの年齢が平準化しているものこのクラスの特徴である。1本目、まずはダートラ暦ウン十年の児玉選手(R−10−N)が登場。昨年までは「WAXを掛けたことがない。」と豪語するだけあって、かなり色あせたエボ6であるが、シーズンOFFにオールペンしており児玉選手にしては似合わないきれいな車である。46秒台でゴール。出走が早いためいちおうトップタイムだが、ゴール後必死にいいわけをしている。「サイド引きっぱなしだった。」次に山倉選手が登場、白色が多い中、赤ベースのオクヤマカラーはなかなか映える。いつものクレバーな走りで40秒台をマーク。これでトップに躍り出た。次に走る大学教授こと嶋村選手、本来インテリであるはずなのに、走りはなかなかのガテン系、44秒台をマーク。本日最終ゼッケンの村上選手はも同じく44秒台であった。このクラスで1本目唯一ウエットタイヤで走行した児玉選手は早速、新品の480に履き換えていた。
そしてDL勢は86RWで、YH勢は035で、BS勢は480と全車ドライタイヤとなった2本目、ゼッケンが一番若い、児玉選手から。自己ベストを4秒上回る42秒台でゴール。しかし1本目の山倉選手のタイムを破れない。そして山倉選手、自己ベストをさらに1秒詰め、39秒台に突入。嶋村選手、村上選手は奮わず42秒台でゴール。山倉選手の優勝が決まった。
−−− 上位入賞者(SA2) −−−
1位:山倉選手(CRMC)   1:39.52
2位:児玉選手(R−10−N) 1:42.06
3位:嶋村選手(BIGWAY) 1:42.29


SC3
昨年のオールスターで優勝した、旧炭山者を駆る松藤選手(SRC−Y)が、今回は夫婦でダブルエントリしてたり、大御所橋本選手(BIGWAY)などツワモノが勢ぞろいするクラスである。1本目、ファーストゼッケンは松藤かーちゃん。なんとエンジン不調で早々に戻ってきた。次の走行したのは、前回の試合ではオープンクラスに参加した西牟田選手(RC熊本)である。車は車検を切っただけのSA2クラス状態であるため車の完成度に劣るためかタイムが伸びない。そして上原選手(ALTEC)がいきなり40秒台をたたき出す。そして橋本選手、こちらも40秒台。SC3最終ゼッケンの松藤とーちゃんは43秒台。なんか本当にエンジンの調子が悪いのだろうか。
そして2本目、橋本選手がこの日オーバーオールとなる36秒台をたたき出し参加者の度肝を抜く。計時室前コーナーを物凄くスムーズにしかもほとんどカウンターを当てずに走るその姿は「車の走りたいように走らせる。」ということを実践しているようだ。次ゼッケンの上原選手はマシントラブルのため48秒台と低迷。そして最終ゼッケンの松藤とーちゃんの走りが注目された。旧炭山車を駆る松藤とーちゃんは車も本来の調子を取り戻したのか、生き生きとした走りで各コーナーを駆け抜けていくが、橋本選手には一歩及ばず2位となっ
た。
−−− 上位入賞者(SC3) −−−
1位:橋本(BIGWAY) 1:36.55
2位:松藤(SRC−Y)  1:37.19
3位:上原(ALTEC)  1:40.52



そして、最後のDクラス。車両トラブルのため、チームメイトのエボ7ベースの改造車を借りてエントリした江川選手(RASCAL)、前回新造したGDAで優勝した五味選手(TGF)、かつて全日本の九州ラウンドでDクラス2位に入り大井選手より暖かい言葉をかけられていた佃選手(BIGWAY)を中心に競技が展開されると思われる。1本目、前回2位であった岩下選手がいきなり40秒台を出す。つづく前回優勝者の五味選手は42秒台と奮わず、今回大本命と思われる佃選手が予想通り39秒台を出しトップに躍り出た。ポイントリーダである江川選手は借り物の車のため、いまいち乗れず42秒台であった。1本目の順位は佃選手−岩下選手−江川選手の順である。そして2本目、まず岩下選手が自己ベストを3秒縮める37秒台をGET、五味選手は40秒台、佃選手が会心の走りをするが38秒台、そして最終ゼッケンの江川選手であるがこちらも40秒台となり順位が決定した。今回優勝した岩下選手であるが、前回2位で悔しがっていただけに、喜びもひとしおだろう。
−−− 上位入賞者(D) −−−
1位:岩下(ALTEC) 1:37.78
2位:佃(BIGWAY) 1:38.13
3位:江川(ALTEC) 1:40.54



●ひむかラリー

レポート:竜巻玉子

2007.6.22〜24(22はレキ)

梅雨入りと同時に毎日どんよりした日々がつづく九州地方。昨年は、おととし襲った台風の影響で中止となったひえつきであるが、現在椎葉村は平穏な生活を取り戻したようだが、まだまだラリールートの修復までは手が回っていない。そこで主催であるR−10−Nは舞台をひえつきより東側の美郷町に移し開催を行った。
今年の開催にあたり、R−10−Nでは昨年の地区戦でこの地を使用しデータ取りを行う予定であったが、地区戦開催時も台風の接近、竜巻の発生で予定していたラリールートを大幅に短縮せざるを得ない状態であったため、十分なデータを得ることはできなかったようだが、オーガナイザー力に定評のあるR−10−Nだけは、今までのデータをフルに活用し、新しいフィールドでも順応できるラリーを作り上げた。このようなR−10−Nの努力のおかげか、レキの時は散々降り続いた雨だが、本番第1日目は曇りでときおり太陽が顔を見せ
るムシムシした天候となった。
さて、今回のラリーであるが、ラリー北海道とのスケジュールの関係、また同日開催の全日本ダートラの影響で、この試合をパスする選手が多かったためか、参加は26台に留まったが、JN4クラスでは、奴田原/小田切組、石田/宮城組、勝田/北田組といった有力メンバーはのきなみ顔を揃えていた、しかし北村はダートラの参戦を優先したためエントリしていない。JN3クラスでは榊/井手上組、曽根/桝谷組、松尾/平原組といった全日本にも参加するメンバーが顔を揃えている。JN2は平塚がダートラ参戦のため、欠場し、今回もリトルジャイアントこと綾部/鈴木組、小野寺/黒田組がBOONで参加、このBOON軍団に田中/遠山組、三苫/永山組がどこまで食い込めるか、新しいフィールドで開催されるイコールコンデションのラリーに参加者は皆期待を寄せていた。

競技の方であるが、SS1で一番時計を出したのは、奴田原選手それに6秒差で石田、さらに1秒差で田口と続いた。しかし、田口と同秒には、勝田、裕矢がいる。

JN3
開幕戦のグラベル、第2戦の四国とポイントランキングトップにいる榊選手がダートのラリーでどこまで走れるか注目されるなか、ダートのラリーでもはやり速いところを見せ、トップそれに曽根、松尾と九州のトップドライバーが続くかたちとなった。

JN2
本日は曇りで時々晴れ間が広がる天気であるが、昨日までの雨の影響で路面は相変わらずである。はやりBOON有利といったところか。綾部−村田の順で3番手にかろうじて田中が入った。

ラリーカーは、この日まず3つのSSをこなし、サービスに戻るスケジュールであるが、そうした中、SS3でまずは波乱が起きた。SS1、SS2と連続してトップタイムをマークしたJN3榊がなんとMTトラブルでリタイヤしてしまった。榊曰く、「1速でタイトコーナーを立ち上がって、セコにシフトアップした瞬間、挙動が乱れた、ただ事ではないと思い、車を車を止めたら、ギアが噛みこんだ状態になり、前進も後進も不可能になった」ダートでも速いところを見せた榊だったが、残念な結果に終わった。榊のリタイヤでトップに立ったのは曽根、1ステを終わった時点で2位岡田を約40秒離している。

JN4クラスは、奴田原が、SS1〜SS3を連続して制覇し2位勝田を13秒離している。JN2はSS2で綾部が失速、電気系のトラブルのようだ。この電気系トラブルがさらに深刻なのは小野寺、リタイヤこそしなかったものの再起不可能なタイムを出してしまった。

午前の3つのSSをこなした時点での順位は、()はTOPからの差
JN4:奴田原−勝田(00:12.6)−炭山(00:17.9)
JN3:曽根−岡田(00:41.1)−平山(00:48.9)
JN2:村田−田中(00:00.6)−松原(00:56.7)

さて、45分のサービスを挟み、選手は簡単な食事を取り午後のステージへの活力を養うわけだが、今回の舞台はサービス隊員、タイヤサービスも容赦なく洗礼を与えた。今回ラリーでは、美郷町南郷区運動公園がHQ、サービス会場に与えられたが、1つの大きな駐車場にサービスを置くことができず、運動公園の中に点在する駐車場を各チームのサービス場所に割当てていた。そのためタイヤサービスを1つの場所にまとめることができず、場所によってはサービスクルーはタイヤを抱えてかなりの距離を移動せざるを得なかった。また同日開催の全日本ダートラとバッティングしていたため、タイヤサービスによっては大きなトラックが準備できず、作業性の劣るバンで一生懸命作業を行っていた。

天候の方も曇りであるが、雨の心配は無いと見た各選手は午後よりドライタイヤに履き替えていた。サービス後のセクション2でいきなり波乱がおきた。まず、JN4の奴田原だ。午後1本目の13.9KのSS4でバーストしてしまい、トップを出した裕矢に58秒ものビハインドを追ってしまった。つづくSS5ではトップタイムを出すものの、2番時計の裕矢とは1秒しか離れていない。この日最終SSを勝田が制覇しJN4は終了した、順位は裕矢−勝田(3秒)−奴田原(36秒)である。

JN3クラスは、榊のリタイヤで王者不在となり誰が勝ってもおかしくない状態となってしまっているが、ここはセリカに永く乗っている曽根がトップ、次に同じくセリカの岡田が続いた。今年S2000からDC2に乗換えた平山は、3番手、ベテラン岡田、曽根、平山に若手の松尾が続く形となっている。JN2は路面が乾いてきたためかSS4は田中のトップ、それに綾部が続いた。
しかし第2セクション最大の不運はBOON軍団だろう。SS5で小野寺が、SS6で綾部がリタイヤしてしまった。これで俄然有利になった田中は、1日目終了時点で、2位に47秒の大差を付けトップに立った。
1日目の順位、()はTOPからの差
JN4:炭山−勝田(00:02.8)−石田(00:33.7)
JN3:岡田−曽根(00:24.5)−平山(01:03.2)
JN2:田中−村田(00:47.2)−松原(02:54.8)

すっぽりと山霧につつまれた美郷の集落に雲の合間から朝日が差し込むといった幻想的な光景から2日目が始まった。昨晩は若干雨が降ったようだが、誰から見ても本日は雨の心配は無いと思われた。朝日が照りつけるにつれ、ムシムシとした初夏の陽気に変わっていった。ムシムシしているのは、何も天気だけではない、競技も熱気ムンムンである。本日はショートのSSを5本(トータル19.5K)こなしゴールする。昨晩の雨の影響でダンロップ勢は迷わず86RWといった感じだが、ヨコハマ勢、BS勢はウエット、ドライのどちらかを選択せざる得ない状態である。SSが短いため確実にタイムを刻まなければならないため、天候とは裏腹にウエットタイヤをチョイスする選手も多かった。

JN4は、まず最初のSSを勝田が取った。勝田に、奴田原、石田が着ける状態、1日目をTOPで折り返した裕矢であったが、これで勝田と同秒に並んでしまった。つづくSS8では石田がとった。今度は石田に勝田と裕矢が着ける展開、ここで裕矢は勝田にTOPを1秒差で受け渡してしまう、そしてSS9は奴田原−石田−裕矢の順、勝田は裕矢に約2秒のビハインドを追ってしまい、トータルでは、再び裕矢がトップに立つ。 SS10では怒号に追い上げを見せる石田がトップ2秒差で奴田原、さらに1秒差で裕矢、その1秒後に勝田がつづく。裕矢と勝田の差は依然約1秒のまま。実はこのとき裕矢はリアをヒットし、アライメントに不安を残していた。そして運命の最終SS11全開アタックの勝田は3分20秒台で走りきり、裕矢のタイムは・・・3分22秒台、最後の最後で1秒差で逆転を許す形となってしまった。
JN4最終結果
1位:勝田/北田(15:53.3)
2位:炭山/松井(15:54.4)+00:01.1
3位:奴田原/小田切(16:20.3)+00:27.0
さてJN3では2位岡田に24秒差をつけている曽根であるが、安堵はしていられない。お互い長く地区戦を戦っている戦友だけに相手のことは知り尽くしているため油断ができない。まずは、曽根がベストであがり、1秒差で岡田が続く。つづくSS8ではこともあろうに岡田がエンジントラブルでSTOP。この時点で3位平山には1分以上差をつけており、完走ペースでゴールを目指す。2位には岡田のリタイヤで順位を1つ上げた平山が入った。
JN3最終結果
1位:曽根/桝谷(23:56.6)
2位:平山/大谷(25:25.7)+01:29.1
3位:松尾/平原(25:38.0)+01:41.4

DCCS軍団がリタイヤしてしまい、若干さびしくなったJN2クラスであるが、47秒差でTOPに立つ田中が有利であることは間違いないが、昨晩の雨が路面にどのように影響を残しているのか気になるポイント。路面状況によってはBOOBOWBOONを駆る村田の逆転勝利も有りえる。その田中だが、2日目はドライタイヤをチョイスした。実は田中が今回チョイスしたホイールは舗装用である。昨日ホイールをヒットしたためスローパンクチャーがあったため、今回はサイドウオールの保護の面からドライ用をチョイスした。その田中だが、本日最初のSS7では村田に9秒も差をつけられてしまう。つづくSS8も7秒差をつけられ、ジワリジワリと村田が迫ってくる。路面が乾いてきたSS9ではようやく1秒差まで追いつくことができたが、まだあと2本ある。SS10、SS11と村田はベストを出すが、24秒及ばず、田中は村田の追随をかわすことができ優勝した。
JN2最終結果
1位:田中/遠山(21:53.6)
2位:村田/藤島(22:17.6)+00:24.0
3位:松原/香川(25:23.7)+03:30.1

※タイムとかは、主催者のリザルトを元に私が集計し、差とかを出しているので責任は持てませんが、その辺はご勘弁を。