マツダ・デミオが発売されて、各誌で紹介されている。基本的に、後で欠点をあげつらっても、デビューしたばかりのクルマを悪く書く雑誌はない(この辺の私の皮肉っぽいのはもう直らないでしょう……)。でも、私もデミオはいいと思う。なんといってもコンパクトでマニュアルミッションがある。このクラスのクルマはAT(CVT)しか設定しないクルマも多くなってしまった中でこれだけでも支持できる。
スタイルもかっこいいとはいわないが、いやみのないデザインだと思う。
サスペンションはストラット&トーションビームとFFとしてはオーソドックスなもの。エンジンは1.5リッターバージョンが83kW/6000rpmとパワフルではないし、軽さを売りにしているようだが、1トンあるわけだから、そんなに良い運動性能は期待できないだろう。
でも、コンパクトでマニュアルミッションで、普通の(交換しやすい)サスペンションがついていれば、どんなクルマでもそこそこ楽しくできる。メーカーはいろいろやってくれなくてもベースだけ提供してくれればいい、と個人的には思っている。
少なくても国内ではあまり売れそうもないクルマを出してくれたマツダに感謝して、私も購入しようか? とも思ったのだが、ダートラ仕様スターレットターボとデミオの2台を持つというのもどうなんだろうということで、保留します……。だって、デミオも絶対スーパー1500仕様にしてしまうだろうから(笑)。
ホント、こういうクルマが売れると、ジムカーナにしてもダートラにしても盛り上がりそうなんだけどね。