自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

続・レースオブチャンピオンズねた

1回戦はRAV4でした。

レースオブチャンピオンズは大分メジャーなイベントだが、一応成り立ちを説明しておこう。このイベントは、ランチア・デルタS4で、1988年にラリー中に不慮の死を遂げたH・トイボネン選手の追悼イベントとして始まった。トップラリードライバーが集い、現在のSSS(スーパースペシャルステージ)と同じような、2台同時スタートでの勝ち抜き戦という競技形態がとられた。その後、ラリードライバーだけでなく、レーシングドライバーやレーシングライダーなどもゲストとして参加するようになった。

2000年は、地元ドライバーによるカナリアンマスターズ、スパニッシュマスターズ、国別対抗のナショナルカップ、(日本からは篠塚建次郎加藤寛規、青木宣篤が参加したが、残念ながら1回戦敗退だった)、過去の名ドライバーによるレジェンズ、ラリーマスターズ、そして、メインイベントのレースオブチャンピオンズのクラス構成だった。

それで、カナリアンマスターズ、スパニッシュマスターズなど地元ドライバーが参加するクラスの1回戦で使用されたのがRAV4モータースポーツにクラッシュはつきものということで。