1回戦はRAV4でした。
レースオブチャンピオンズは大分メジャーなイベントだが、一応成り立ちを説明しておこう。このイベントは、ランチア・デルタS4で、1988年にラリー中に不慮の死を遂げたH・トイボネン選手の追悼イベントとして始まった。トップラリードライバーが集い、現在のSSS(スーパースペシャルステージ)と同じような、2台同時スタートでの勝ち抜き戦という競技形態がとられた。その後、ラリードライバーだけでなく、レーシングドライバーやレーシングライダーなどもゲストとして参加するようになった。
2000年は、地元ドライバーによるカナリアンマスターズ、スパニッシュマスターズ、国別対抗のナショナルカップ、(日本からは篠塚建次郎、加藤寛規、青木宣篤が参加したが、残念ながら1回戦敗退だった)、過去の名ドライバーによるレジェンズ、ラリーマスターズ、そして、メインイベントのレースオブチャンピオンズのクラス構成だった。
それで、カナリアンマスターズ、スパニッシュマスターズなど地元ドライバーが参加するクラスの1回戦で使用されたのがRAV4。モータースポーツにクラッシュはつきものということで。