自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

ウェイワードファクトリーでオイル交換

8月3日に開催された全日本ダートラ第5戦で、N2クラス優勝の三上満宏選手が乗るアルトワークスをメンテナンスしているウェイワードファクトリーにやってきた。今日はエンジンオイルを交換してもらう。私は見ているだけ。

▲近くで見るとボロが出るが、遠めで見た限りはまだまだきれいなスターレットターボ。今になって、このクルマを持っていて良かったと思う。これだけ軽くて丈夫でパワーがあって、走り方によっては燃費が良いクルマはなかなかないでしょう。昔のクルマは面白かった。

▲もともとのインタークーラーカバーは、熱でぼろぼろになってしまった。触るだけで樹脂が崩れてしまう感じにまで劣化した。ということで、しばらくまえにカバーだけ新品に交換。大分見栄えもよくなった。

▲エンジンオイル交換くらい自分でやったら? という人もいるだろうが、一応ダートラ車の私のスターレットには、アンダーガードがついている。オイル交換をするときには、これを外す必要がある。作業のできるガレージでもあればいいが、共同駐車場でこれを外すのは結構目立つ。それでも昔は良く自分で外してやっていたが(笑)

▲というわけで、手伝いもしないで写真撮影にはげむ(笑)。まず、アンダーガードのリア側のボルト2本を外す。作業をしているのは、ウェイワードファクトリー代表の飯島光雄氏。以前にもこのブログで書いたが、私と血縁関係はない・・・。

▲フロント側はブラケット部分を利用して、そこにアンダーガードのステーをボルト&ナット止めしてある。ちなみにこのアンダーガードはEP71スターレット用をEP82スターレットに装着できるように改造した。モディファイドbyあかつきステンレス。そこの社長は、モータースポーツ誌編集部時代の同僚。現在はBMW M3とカプチーノを乗り回している? という噂・・・。

アンダーガードをひとりで持たせておいて、私は撮影しているだけ。ただ、下回りをヒットしていたりすると、すんなり外れないこともあるから、ガードが外れただけでも一安心。私は何にもしていないが・・・・

▲いまさら説明することもないと思うが、オイルパンとドレーンボルト。まあ、一応オイル漏れがないかどうかくらいは自分でも見てみる。

▲つづいてアンダーカバーを外す。エンジンのオイル交換だけならば、外さなくても済むのだが、今回はオイルフィルターも同時に交換するので、フロント周りに下から手を入れるため。

▲ドレンボルトを緩める。まずメガネレンチで緩めてから、手で回す。別にウェイワード飯島氏が、怪力で緩めているのではないので、念のため・・・。

▲前回オイル交換していから、距離的にはおそらく1000キロくらいしか走っていないが、サーキット走行をしたり、時間的に大分たってしまった。オイル自体は、それほど汚れているわけではなかった。

▲フィルターレンチを使って、オイルフィルターを外す。写真は手抜き?です。オイル交換のときはフィルターも交換するのが基本。

▲飯島代表。「しばらくの間、店を閉める予定」とのこと。三上選手のサポートは全日本第6戦の門前までする。もちろん私も、散々お世話になった。残念だが、新体制での復活を待ちましょう。

▲オイルを完全に抜き、オイルパンのドレンボルトを締めてオイルフィルター装着、アンダーカバー装着、アンダーガード装着を行う。写真は大分はしょった。

▲タイヤのエア圧が右フロント1.8、左フロント2.0になっていた。普段、エア圧はけっこう見ているつもりだったのだが・・・。ついでに? 調整してもらう。こういう細やかさが飯島代表の性格。時に頑固だが(笑)

▲下回りの作業をおえて、これから新しいエンジンオイルを入れる。今回は私は見ているだけだから良いが、アンダーガードが付いたクルマの場合、ここまで来るのがけっこう大変だ。

▲新鮮なオイルを入れる。ある程度入れたら一度フィラーキャップを締め、エンジンをかける。しばらく時間を置いてオイル量を確認。足りなければその分を継ぎ足す。このときは一発できまった!

▲オイルフィルター取り付け部、その他のチェックを行いエンジンオイル交換終了。蒸し暑い中おつかれさまでした。

▲ちなみにエンジンオイルはポルシェ、フェラーリ用とラベルが貼ってある。さてこのオイルは何でしょう?

▲ブランドはフォルテック。なんでもオイル管理に悩むポルシェ&フェラーリオーナーに頼まれてつくったオイルということ。まあ、スターレットに使っても問題は無いでしょう(笑)。

▲オイル交換をしていると、サーキットアタッカーの熊さんが登場。現在、仕事の関係で埼玉から名古屋に移住。偶然久しぶりの再会となった。鈴鹿サーキットで見かけたらご用心!!

▲熊さんの愛車はFC3S RX-7。日本が誇るスポーツカーだ。うわさによると、少し前に、不審車だと思われ(ある程度無理は無いが・・・)警察にとめられて、トランクを開けさせられたり、ボンネットを開けさせられたりしたそうだ。もちろん不正改造ではない(と思う)。