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恩人の死を通して考えたこと(2)

私は、高齢者緊急通報、火災安全システム設置サービスについて問い合わせるために、市役所の高齢者支援課に電話を入れた。まず驚いたのが、市役所の担当の方がSさんを知っていたことだ。

市役所の担当者は元気な頃のSさんを知っていて、私が現状を伝えると非常に残念そうだった。娘さんが市役所の窓口を訪れたことも覚えていた。ただ、それがまさかSさんの娘さんだとは分からずに、「それが分かっていれば……」というようなことも言っていた。もちろん分かったとしても特別な対応を取るというわけにはいかないだろうが。

案件の高齢者緊急通報、火災安全システム設置サービスについては、市役所に申請して認定までが2週間から3週間、その後、業者が工事が入るので1ヶ月から2ヶ月みてもらいたいという回答だった。

「必ずしも救急車が来るわけではない」という件は、業者から消防署に連絡が行く形になり、そこでワンクッション入ってしまうからということだった。ボタンの押し間違いなどの問題があるので、絶対に救急車が行くとは言えないが、基本的には業者を介して消防署に連絡が行くことになる

他の方法も提示してくれた。
社会福祉協議会http://www.tcsw.tvac.or.jp/でも同じようなシステムをやっているそうで、こちらは急いで1ヶ月くらいで設置できが、有料で取り付けに1万4千円、月々3、4千円くらいのお金がかかるということだった。「地域包括支援センター」というのもありhttp://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kourei/sodan/z_shien/index.html、ここもも相談にのってくれるという。Sさんの退院後はケアマネージャーが付くということだったので、その人が分かっているでしょう、というのが市役所の担当者の回答だった。

もうひとつ、外来でのモルヒネの使用の件だったが、こちらは某がんセンターに勤務経験のある看護師さんにお聞きした。

まず、外来でのモルヒネの処方については、「あります」という回答をいただいた。モルヒネは、点滴だけでなく、飲み薬(錠剤)のタイプがあり、パッチのように貼るタイプもあるということで、質問の主である知人のAさんやSさんの娘さんにとってもちょっと安心できるところだった。

ただ、「内服の自己管理ができることが前提になります」、とのアドバイスもあった。決められた処方を必ず守れるかどうかがとても重要で、高齢でがんの末期、そして独り暮らしといとから、どの程度までで内服管理していけるか心配な部分があり、「医師や看護師ともよく相談した方がよいかと思います」と回答をいただいた。

余談の妻の乳がん検査の方だが、はじめてマンモグラフィを体験した。もともと貧血気味なところがあるのだが、マンモグラフィ検査の痛みで貧血を起こしてしまい、しばらく立てなかったそうだ。また、検査の際に乳頭から分泌物があったので生検も受けた。ただ視触診では何も異常はなかった。検査結果が出るまで1週間ということだった。(続く)