自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

今年のこと(いまごろ……)

 旧年中は、一年弱のサラリーマン生活を経験した。ただ、思いがけずなのか、思いどおりなのかは非常に微妙なところなのだが、現在はフリーに復帰? している。ここに至る経緯は、書ける時期が来たら書きたいと思っているが、現状の零細出版社は大変だということだけは身にしみた。まあ、いろいろ勉強になったことは感謝している。
 今年、何をしようかと考えてみると、まずは生活のことがあるので定収を得なければならない。再就職が、失業給付を受けている身としては第一選択になる。昨年のような思いをするのなら、ちょっとご勘弁願いたいというのが本音だが……。
 もうひとつ、再びフリーライター(!)という選択肢もある。まだ、確定ではないが、数年前に出した単行本を改訂出版するという話もあり、淡い期待を寄せているところ。昨年、あらためて出版業界は厳しいことを痛感したわけだが、ここまで来てしまった以上、この業界以外で生きていく自分を想像するのは難しく、あきらめて? 何かを書いていくことにフォーカスすることも視野に入れている。
 その「何か」だが、これまでの経緯を考えていくとやはり「クルマ」ということになるだろう。ところが、そのクルマ業界自体が非常に危ういのはご存知のとおり。私はモータースポーツを専門にしてきたわけだが、これもクルマ業界以上に衰退の一途をたどっているように見える。最近、現場に行っていない(なんと今、クルマを持っていない! こんなことは免許証を取ってからはじめて……)ので、断定はできないがJAFライセンス発給も着実に減少している。http://www.jaf.or.jp/msports/toukei/fr/f_index.htm
 とはいえ、モータースポーツはすでにJAFだけのものではなくなっているし、新車でモータースポーツに使えるクルマがなければ、古いクルマを持ってきて、草レースなどを、それぞれのスタンスで楽しんでいる人もいる。40代、50代という人がビギナーとして出場しているという話も聞くので、成熟している面もあるのだろう。まあ、若者のクルマ離れとか、モータースポーツに手軽に使える新車がないなどという話を書き始めると長くなりそうなので、ここら辺で止めて置こう。
 一番問題なのは、私がこのブログを放置してきたこと(笑)。せっかくの手軽な自分のメディアなのに。できるだけクルマ、モータースポーツの話で更新していきたいという希望はあるが、非常に移り気な面があるので、どう転ぶか分かりません。

モータースポーツのためのチューニング入門

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