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自著によせて。サンバー本「スバルサンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀(三樹書房)」

 4月に三樹書房から発売されたスバル・サンバーの本、「スバルサンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」が好調な販売を続けています。アマゾンでは5月に車・バイクで1位になったことを含め、今でもそれなりに動きがあるようです。もっとも、今月に入ってから順位が上がったのは「スバル・サンバーメンテナンス&バイヤーズガイド」がエンスーCARガイドさんから発売になったおかげで、そのおこぼれ? に預かったという面もあるのですが。

 

 私がサンバーに乗ったのは、はるか昔の大学時代にさかのぼってしまいます。弊書のあとがきでも触れていますが、父が仕事用にもっていた3代目サンバーライトバンを友人の引っ越しのときに借り出しては、せっせと荷物を運んでいました。女の子の部屋の引っ越しなどを頼まれたりすると、引越し先までのドライブを楽しんだり、最初のお客さん……などと言われて引っ越しの住んだ部屋で女の子とお茶を飲んだりしたのが、サンバーとともに淡い思い出となって蘇ってきます(こういうことを書くのは余り柄ではないですね)。ただ、思い入れのある一台ということでは間違いありません。

 

 結局、取材から執筆までに1年くらいかかりました。資料に関しては三樹書房の敏腕編集者Y氏が集めてくれたことが大きく、後半のカタログに関しても、トヨタ博物館から蔵書を使わせてもらわなければまとめることはできませんでした。ごく一部に「カタログを載せただけの本じゃないか……」という声もあるようですが、これを年代順に整理して並べるというのが、今回の作業で一番時間のかかったところです。わかってくれている方が多数なのは救われましたが。

 

 カタログが揃っても、キャプション(写真説明)を書くための資料が必要でした。ファンの多い車種ですから、いい加減なことはできません。当初見つかったのは「モーターファン」誌が当時掲載した初代サンバーやサンバー4WDが登場したときのものくらいで、非常に心もとないものでした。折り悪く、弊書が完成するまで食いつなぐための肉体労働での無理がたたり? 熱中症で救急車で運ばれるという事態となってしまいました。ちょっとやばいかなとも思ったのですが、自動車図書館でまとまった資料を見つけたときは、大げさかもしれませんが「地獄に仏」を感じたものです。ただし、キャプションだけでちょっとした単行本の文字数となってしまい、最後に校正で苦労することになりましたが……。いつもこんな感じです。

 

 自著を語るというのは気恥ずかしいのですが、多くの(とあえて書きますが)ファンの方の支持を頂いたことの感謝を込めて、楽屋ネタを書いてみました。まだまだ在庫があるようなので、ご支持いただければ幸いです(←結局ここかよ)。

 

 

スバル・サンバー メンテナンス&バイヤーズガイド (エンスーCARガイドDIRECT)

スバル・サンバー メンテナンス&バイヤーズガイド (エンスーCARガイドDIRECT)