6月28日に、BMW グループ東京ベイで、5シリーズツーリングなどの試乗をしてきました。普段、そんなに多くの荷物を積んでドライブするという機会がないために、ワゴンに興味が少ない方だと思うのですが、これはこれでなかなかスタイリッシュなクルマです。使い勝手まで試す機会はありませんでしたが、小旅行などではきっと重宝するクルマとなるのだと思います。
試乗したのは523d ツーリングという一番ベーシックなグレードです。走りの方は、今まで乗ったBMWの中では一番マイルドな感じ。BMWらしくないといえばそうなのかもしれません。ステアリングの操舵力も軽い感じで、一連のスポーツモデルとは一線を画しているのかと思います。アクセルをぐっと踏み込んで加速すると、わりと早め早めでシフトアップしていく設定となっています。ディーゼルエンジンですから、それが合理的なのでしょうが、タコメーターにまだ余裕があるのにシフトアップしてしまうのは、ちょっと惜しい? 感じがしました。
このクルマにも、部分的な自動運転ともいえる「ドライビング・アシスト・プラス」が装着されていて、ステアリング&レーンコントロールアシストやレーンディパーチャーウォーニングなどステアリングに介入する装備が装着されています。スイッチをオンにして走りましたが、とくにこれらの機能が邪魔という感覚はもちませんでした。熟成が進んでいけば、自分が運転しているのか、クルマが運転しているのか気が付かない時代が近々にでもくるのかもしれません(ちょっと悔しいですが?)