出典:「きちんと知りたい!自動車メンテとチューニングの実用知識(日刊工業新聞社)」 現在、クルマのトランスミッションのほとんどがAT(オートマチックトランスミッション)です。ATにはクラッチベダルがなく、アクセルとブレーキの2ペダルでドライブが…
出典:続・自動車メカニズムの基礎知識(日刊工業新聞) 前回、簡単にMTにおけるクラッチの役割に触れましたが、もう少し詳しく説明します。クラッチはクルマの発進時にアイドリング状態からギアを入れるときと、走行中の変速のときに踏んでギヤチェンジを可…
出典:「きちんと知りたい!自動車メンテとチューニングの実用知識(日刊工業新聞社)」 MTは手動によるギヤチェンジができます。AT(オートマチックトランスミッション)に比べてシンプルで軽量です。かつてはコストも安いために広く使われていましたが、現…
今年は中古でいただいたダンロップディレッツアZ3でサーキット走行してきました。そのタイヤで4月のDTMチャレンジでは3位になったり、最近もTC1000で自己ベストを出したりと大変助かったのですが、サーキット走行でもまあまあ摩耗限界になりました。 ダンロ…
EV(電気自動車)が本格的に発売されるようになりました。次世代のクルマとして期待されていますが、実はEVは日本でも戦後間もなく「たま電気自動車」が市販されていました。ただ、これは鉛バッテリーを使用して直流モーターを駆動するもので、バッテリーが…
出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 エンジンとモーターを組み合わせた動力をもつクルマをハイブリッド車(HV)と呼んでいます。ふたつの動力を使い分けるということではこの組み合わせに限らないのですが、現状はこの…
出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 ディーゼルエンジンへのターボの装着はもともと行われていましたが、現在はほとんどのディーゼルエンジンにターボが装着されています。その理由を解説します。 ディーゼルエンジン…
出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 ディーゼルエンジンは燃費が良く、耐久性が高いというメリットがある反面、騒音や排ガスの問題などがあります。 yoiijima.hatenablog.com 現代では、コンピューター制御が進化し、…
出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 ディーゼルエンジンは、燃料にガソリンではなく軽油を使います。軽油はガソリンより引火点(炎を近づけたときに引火するような可燃性の蒸気を発生する最低の温度)は高いのですが、…
出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 オットーサイクルとは4サイクルのことで、1876年にドイツのニコラウス・オットーが作り上げたことからこの名称が付けられました。それ以前にベルギーのルノアールが実用内燃機関を…
出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 当然ですがラジエターだけでエンジンを冷却することはできません。エンジンの中の冷却水の流れが重要になります。冷却水は、ウオーターポンプの駆動によってシリンダーブロックから…
エンジンは発生した熱を仕事に変換する機械と以前に説明しました。そういう面で熱は発生した方が良いのですが、金属でできている以上限界があります。エンジンで発生したパワーのうち、ピストンを押す運動エネルギーとして有効活用されるのは一般的に30%。排…
出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 エンジン内部で各パーツにエンジンオイルを供給・循環させるシステムを解説します。エンジンオイルはオイルパンというパーツに蓄えられます。オイルパンは通常エンジン最下部に装着…
出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 エンジンは金属でできていて、それが内部で可動する装置ですから、金属同士が摩擦する部分がとても多くなっています。 主なところでもピストンリングとシリンダー壁、クランクシャ…