自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

ちょっとだけ乗ったクルマ(2)スバル・レックス

所有したとまでは言えないが、1週間から1カ月くらい家にあったクルマが何台かある。その中で印象に残っているものを挙げていこう…という趣旨の記事の2回目はスバル・レックス。私が乗ったのは正確にはレックスコンビだった。これは父が1年のリース契約で乗っていたもので、私もたまに乗った。当時の私のクルマはAE92カローラFXだったと思う。

 

レックスとしては3代目になるのだが、1986年の発売当時には550ccの2気筒エンジンだった(写真)。だが、うちにあったのは1989年のマイナーチェンジ後のレックスで、550ccながら直列4気筒エンジンとなっていた。まあ、見た目はどこにも面白みはなかったが、よく走るクルマだった。

 

 

一番印象に残っているのは、神奈川県の山の中で行われたJAF公認ラリーを取材にいったこと。多分、カローラFXはダートラでのクラッシュで動けなかったのではないかと思う…。ラリー取材は時間との戦いでもある。取材ポイントに遅れないように、ラリー主催者のギャランVR-4を追いかけて峠道を走ったのだが、それなりに遅れないで着いていける。サスペンションもフロントストラット、リアセミトレーリングアームという4独式で、そんなに不安感なく攻める(というほど飛ばしてはいないが)ことができる。

こちらも2気筒時代のViki(女性仕様車)。1気筒あたり3バルブだったといのはちょっと前に知りました。

ギャランのドライバーに「そのクルマ速いね(笑)」と言われたのを、さすがに額面通りには聞けなかったが、でも悪くはないなと自分でも思った。その後レックスが消滅しヴィヴィオになって復活。ラリーやダートトライアルで活躍するのだから、その素性はもともと持っていたのだろう。

 

リース車両ということで、わりとほっぽらかしにされていたのだが、いつだか思い立ってコイン洗車場で洗車したことがある。土埃を落として磨いてやると、つまらないデザインのクルマ…とは思いつつも、それなりに精悍に見えてくる。とくにスバルびいきでもないが、なにかこだわりを持って作られたクルマなんだろうということは、私にも伝わってきた(ということにしよう)。

 

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