自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

2018年6月某日の写真から。MINIジョン・クーパーワークスを試乗

当時のMINIの最も過激?なグレードが「ジョン・クーパー・ワークス」です。

この日はRJCの会員としてマイナーチェンジをしたMINIのジョン・クーパー・ワークスその他に試乗させてもらいました。他の車種の写真も出てきたら記事にしようと思います。試乗場所は山梨県甲府近辺でかなり暑い日だったと記憶しています。

変更点はMINIのロゴが新デザインとなったりという部分もありましたが、最大の変更点はトランスミッションが6速ATから8速スポーツATになったことでした。この「スポーツAT」というのは、ロックアップ制御、反応の速さ、シフトダウンのブリッピングが特徴です。

エンジンは2L直4DOHCツインパワーターボエンジン(最高出力231ps/5200rp、最大トル320Nm/1450~4800rpm)で、車両重量は1290kg。スペック的には軽量とは言えないものの、パワフルでまあスポーティな走りは期待できるところです。

ドライビングモードは「スポーツ」「ミッド」「グリーン」から選択できましたが、この時は時間の関係もあり「ミッド」だけでの走行でした。新採用のスポーツATは、多段化したこともあり、コンコンと小気味よくシフトアップします。いわゆるトルコンATですがアクセルレスポンスも良く、ひんぱんにロックアップしていることが感じられました。

乗り心地はもっとゴツゴツしたものかと思っていたのですが、その割にはしなやかな感じ。オプションの18インチホイールに205/40R18のランフラットタイヤだったので、ある程度覚悟をしていたのですが、いい意味で?肩透かしでした。

決してミニ(小さい)ではなくなってしましたが、楽しいクルマだと思います。