自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

2018年2月某日の写真から。ジャガーF-TYPE 400 スポーツクーペに試乗。

かなりスポーツライクなデザインがかっこよかったです。ロングノーズはちょっと気を使いますが。

2018年にJAIA(日本自動車輸入組合)の試乗会に行ったときの写真です。当時はまだフリーランスで活動しており、いろいろな試乗会に行く機会も多かった時期です。

このジャガーF-TYPE 400 スポーツクーペは、ロングノーズ&ショートデッキという古典的なスポーツカーを感じさせました。コクピットもタイト感もあり、セミバケットタイプのシートのホールドも良い感じでした。
搭載されるエンジンは3リッターV6にスーパーチャージャーを加え、400psのパワーと460Nmのトルクを発生しましていました。AT仕様ですが、セレクターレバーもカチッカチッと節度を持って操作できて、積極的にマニュアルモードを使いたくなる感じでした。
その走りですが、スペックからもわかるように、一般道ではちょっと持て余し気味です。空いたストレートで加速を何度か試してみましたが、パワフルさの一端を知ることができた程度。
ただ、一般道でも足回りはとても引き締まっていい感じ。ステアリングフィールは適度な重さがあり、路面の状況を確実に伝えてきてくれるので安心感もありました。この辺は、操作系の軽さで快適性を演出するクルマが多いなかで、スポーツカーメーカーとしてのジャガーのこだわる部分なのかもしれません。