自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

2017年3月9日の写真から。サーキット走行をついに始めてしまいました。

ノーマルスプリングにストリート用ショックアブソーバーということもあって、ロールスピードも速くロール角度も非常に大きいです。

写真はM3を買って4年目で、サーキットを走り始めた頃です。このときのコースは群馬県の本庄サーキットです。友人が86で走りに行くのに誘われたのがきっかけでした。昔ダートトライアルをしていたので、ダートコースの経験はそこそこありましたが舗装の走り方はわかりません。しかもダートラも大半はFF車で走っていたので、リア駆動自体に戸惑っていました。

私のM3はサーキットを走るための改造はまったくしてありませんでした。エンジンはもちろんマフラーもノーマル。ショックアブソーバーは交換していましたが、それは買ったときのものがすでに抜けていたので、ストリート用に交換しただけです。チューニングとは言えません。タイヤはファイヤストンのワイドオーバルという一番安いタイヤだったと思います。

当日は「古いクルマでサーキットを走っても壊すとあれだから…」と思ってコースイしたものの、走り出せばそれなりに面白かったのも事実で、M3のエンジンってこんなに回しても大丈夫なんだと気がついてしまい、しばらく眠っていた私の中の悪い虫が動きはじめてしまった感じです。

とはいっても本庄サーキットはゴーストップのコースレイアウト。ブレーキに厳しく、このあとDIYでローターを新品にしてブレーキパッドもそれなりのもの(ディクセルだった気がします)に交換しました。

本庄サーキットは3回くらい走りに行ったかと思います。そして、「40代のうちに筑波サーキットを走りたい」という気持ちが突然沸き起こり、サーキットライセンスを取得してしまったのが運の尽き?だったかもしれません。

👇️ダートラ、レース経験を活かして?こんな本も書いています。よろしくお願い致します。