自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

3月20日の激戦?の傷跡と今後のための反省。

リアタイヤの前あたりが凹んでいて、ちょっとみずぼらしい…

3月20日筑波サーキットのレースに出場したのですが、その際、けっこう強引にイン側に入ってきたクルマと接触してしまったのは以前に書きました。

yoiijima.hatenablog.com

まあ、レースなので、しかたないと言えばしかたないのですが、気持ちとして避けたいですし、直すならばはあまりお金をかけずに済ましたいところ。現在は接触の際に取れてしまったモールを貼り付けただけで、追突箇所はちょっと凹んだままになっています。

板金用の吸盤で凹んだ箇所をひっぱったりもしてみたのですが、凹みが微妙すぎて出してもちょっとした刺激でもとにもどってしまう状況。かえってもっとべっこり凹んでいた方が直しやすいのかもしれません。内側から押し出せればいいのですが、内張りを外したり、そのための時間もなかなかとれずという状況です。まあおいおいやることになるでしょう。

レース当日の反省としては、あまりに逃げることに一所懸命になってしまったことです。後ろがぴったり迫ってきているあの状況でどうするか…のアドバイスを受けたり、自分で考えたりしてみたのですが、もっと落ち着いて、例えばあえて(後ろが追突しない程度に)ちょっとだけ早めにブレーキングしたり、コーナーの立ち上がり加速をあえて緩めて後続のタイミングをずらすとか、もっと頭脳的なプレーをすれば良かったのかな…と思います。

ストレートスピードでは相手に分あったのですが、ダンロップコーナーや最終コーナーなどではこちらの方がやや速かったので、そんなに焦ることはなかったのにもかかわらず、どちらかというと追いかけてくる側に私がコントロールされてしまったというのが最大の反省点でしょう。

さらに私の走り自体もまだまだ改善点があるのは明らかです。なんとなくアンダーっぽく走ってしまう傾向は相変わらずありますし、ヒールアンドトーの際に極軽いブレーキングからシフトダウンしたいのに、データロガー上ではスピードを落としすぎてタイムロスになっている部分が明確に出ていました。逃げるにしてももっといいペースで逃げられたはずです。

余談ですが、ヒールアンドトーは基本的にフルブレーキングでするもの…という記述がわりとよく見られますが、そればかりではなくさまざまな踏力で求められます。形だけではない、ちょっとだけ減速しながらのヒールアンドトーはけっこう難しいというのが実感です。

次のレースはおそらく6月になる予定なので、それあまでに改善できることはやらないとと思っています。

 

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