自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。

2019年5月3日の写真から。シミュレーターでツインリンクもてぎを走る。

データにインストラクターと素人(私)との差が歴然と出ています。

5年前の5月3日は、TVC(東京バーチャルサーキット)でサーキット走行の練習をしていました。サーキットは世界中からいろいろ選べるのですが、この頃は正しいブレーキングを身につけるために、フルブレーキングが多いツインリンクもてぎのロードコースを走っていました。

グラフ表示の上から4段目がブレーキ踏力を示しています。一気にブレーキペダルを踏み込みスピードを落とし、徐々に踏力を抜きながら、ステアリングを切り込んでいく、というのを繰り返し練習していました。

インストラクターは赤い線です。コーナーによってブレーキの初期の踏力を使い分け、さらに徐々に抜いていっているのがわかります。私の方は黒い線で、特に1コーナーはブレーキを強く踏みすぎ、放し方も急すぎるのがわかります。

その下のグラフがステアリング舵角で、上向きが右、下向きが左になります。スピードを落としすぎているというのもあるのですが、私の方が1コーナーに対しては舵角が小さくなっています。これはスピードが落ちすぎて、あまりステアリングを切らなくても曲がってしまっているということです。

上から2段目のグラフがスピード差ですが、赤い線に比べて黒い線が下になってスピードが足りないことが見て取れます。

とまあこんな感じでインストラクターからダメ出しを出されながら、汗をかきかきシミュレーターで練習をしていました。今でもドライビングはまだまだですが、この頃は遅まきながら本当に上達したいと思って、一生懸命でした。

だんだんとシミュレーターから足が遠のいてしまったのは、実車で走る方が割と忙しく?なってしまったからでもあります。サーキットでクルマを走らせると、節約していてもいろいろとお金がかかりますから、それにプラスしてシミュレーターも…というとサラリーマンにはなかなかつらいものがあります。

なんらかの(というか基本はお金のですが…)都合でサーキットを走るのが難しくなったら、またシミュレーターをやり直すのもいいかなと思っています。