自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

プレイドライブ最後の取材

私のプレイドライブ最後の取材は、6月3日に行われた全日本ダートラで終わりかと思っていたのだが、先日、ピンチヒッターを頼まれ、本日も取材を行った。どうやらこれがプレイドライブの正真正銘の最後の取材になるらしい。喜んでいいやら悲しんでいいやら、複雑な気持ちだ。

内容は、シビックタイプRのジムカーナでの可能性。場所は浅間台スポーツランドでテスターはアルファの代表の中村誠司選手。この結果はプレイドライブの6月30日売りの8月号を購入して確認してほしい。中村選手を悩ませる結果となったとだけ報告しておこう。

それにしても、元はライバル誌とはいえ、私自身も読者であったプレイドライブが無くなるというのは惜しい。復刊するような噂もあるようだが、私には分からない。というか、正確には芸文社でも模索中というところというのが実状なのだろう。ただ、くどいようだが、それが署名によることではないのは確かだと思う。

仮に署名が1000人分集まったとして、プレイドライブの正味価格を7掛け(これはかなり多く見積もっているが)として約460円。460円×1000人だとしても、出版社としては、月に46万円増えるに過ぎない。しかも、署名者の全員が買うかどうかも分からない。この程度の金額で休刊取りやめや、復刊できるようなら、はじめから休刊などとは言わないだろう。まあ、こんなことを書いてもなんにもならないことはわかっているのだが……。