2007JMRC西日本ダートフェスティバルin広島

昨年のことになってしまいますが、竜巻玉子さんが九州から広島まで遠征して、JMRC西日本ダートフェスティバルin広島のレポートを送ってくれました。霧の影響もあったようですが、07年の西日本のダートラの締めくくりのイベントとして、無事に終了したようです。

●2007JMRC西日本ダートフェスティバルin広島
●開催日:2007年11月24日(土)〜25日(日)
●会場:テクニックステージタカタ
●レポート:竜巻玉子

11月17日のオールスターラリーの1週間後、今度は広島のタカタで西日本ダートフェスティバルが開催された。西日本各地から総勢140台のエントリーがあったわけだが、九州地区よりエントリーした選手を中心にレポートしていきたい。九州地区からは、4クラス、16名の戦士達が、九州の命運をかけエントリーした。当日は雨が降っていて、かなり深いガスが立ち込めている。夜が明けるにつれ雨が上がり、辺りは明るくなったが、相変わらずガスがコースを覆いつくしている。このガスは1本目が始まっても消えることなく、競技車はライト点灯での走行を指示された。今回は、昨夜の雨の影響で、散水はされずイコールコンディションでの戦いとなると思われたが、霧のためコースを知っている選手が有利とも思われた。

・エキシビジョンクラス
エキシビジョンクラスは、スーパー1500のクラスである。今回は6台のエントリーがあったわけだが、九州からのエントリーはなかった。エントリーすべて中部地区からであった。2007年は中部地区しかこのクラスが設けられていなかったため仕方が無いが、きれいにカラーリングされたビッツやスイフトがエントリーしてきた。1本目はスイフトを駆る駒形選手がトップにつけ、それを同じくスイフトを駆る平原選手が追う展開であった。綺麗にカラーリングされているため霧の中でもなかなか目立つ。

霧が晴れ、路面状態も良くなった2本目は、1本目2位であった平原選手が5秒縮める激走を見せ優勝した。2位にはこれまたスイフトを駆る大ベテランの鳥居選手が僅かに及ばず、1本目トップだった駒形選手は3位となった。スーパー1500は2008年より正式クラスとなることから益々台数が増えることが予測される。いち早く走っている中部の選手の走りに期待したい。

−−− 1本目上位入賞者(EX) −−−
1位:駒形  雄大 中部 1'53.43
2位:鳥居  晴彦 中部 1'54.72
3位:平原  祐一郎 中部 1'53.86

最終結果
−−− 上位入賞者(EX) −−−
1位:平原  祐一郎 中部 1'48.05
2位:鳥居  晴彦 中部 1'48.32
3位:駒形  雄大 中部 1'49.42


・レディースクラス
残念ながら、レディースクラスも九州からの参加はなかった。九州には松藤かーちゃんや牟田直子選手、飯田由美子選手ら今でも第一級の腕を持つドライバーがいるだけに残念で仕方が無い。このクラスは排気量や駆動方式による差別化が図られていないため、実質4駆ターボVS2駆NAの戦いとなっている。1本目はやはり4駆ターボを駆る宮島選手(中部)がトップを取り、シビックを駆る景山選手(中国)が2秒差で着けた。地元とは言え4駆ターボにここまで食らいついた走りはすばらしいと思う。

霧が晴れた2本目、宮島選手(中部)がタイムを5秒縮め1分44秒台でゴール。次ゼッケンは近畿から出場の同じくランサーを駆る藤戸選手である。なんとタイムを9秒も縮め景山選手を抜き1分46秒台でゴールしたが宮島選手には届かない。そして最終ゼッケンの栗本選手(中部)。どこかで聞いたことある名前と思ったら、走る車もよく目にするカラーのGDBである。なんとあの全日本Dクラスの栗本選手の奥様(当たり前か!)である。タイムを6秒縮めるが、宮島選手には及ばず2位となった。レディースクラスもエキシビジョンクラスにつづき中部勢が上位を占めた。

−−− 1本目上位入賞者(L) −−−
1位:宮島  みどり 中部 1'49.03
2位:景山  未知 中国 1'51.68
3位:栗本  佐登美 中部 1'52.52

最終結果
−−− 上位入賞者(L) −−−
1位:宮島  みどり 中部 1'44.74
2位:栗本  佐登美 中部 1'46.05
3位:藤戸  よしみ 近畿 1'46.98


・RWDクラス(排気量区分無しの後輪駆動車)
私くらいの世代となるとモータースポーツを知ったころはAE86全盛期であり、その他アドバンカラーのスタリオンや神岡Zが走っていたころである。またダートラではCクラスで310サニーが大活躍していた。時代はFRからFFへ、そして4WDとなりRWDはどちらかというと時代遅れとなった感は否めなかった。しかし九州でも数年前まではRWDクラスもあり、また全日本でも牟田喜利選手がFD3S・RX-7を駆っていたことから人気は盛りかえすものと思っていたが、市販パーツが皆無であることからメジャーになることはなかった。私も正直このクラスは「ボロボロの車」もしくは「何とか走ることのできる車」でタイムの他のクラスに比べ大幅の劣るかなと思っていたが、なんと定番の86をはじめ、180SXRX−7、ユーノスロードスター、MR2、カプチーノまでエントリーしてきた。

そんな中、1本目にトップを獲ったのはRX−7を駆る地元の横山選手で1分51秒台であった。2番手には180SXを駆る中部の前田選手だ。ハイパワーRWDが上位2位を占め、86を駆る柳原選手(中部)が前田選手に遅れること1秒で3位につけた。霧も晴れ、路面状態もよくなった

2本目、1本目にストレスの溜まる走りを強いられたRWDの選手達の表情は明るかった。ゼッケン順では180SXを駆る前田選手から。7秒縮め1分46秒台でゴールした。もちろんトップタイムだ。前田選手(中部)の出したタイムは偉大でなかなかタイム更新されない。1本目トップタイムをマークしたRX−7を駆る横山選手(中国)がスタートした。トラクションをうまく路面に伝え前田選手(中部)には1秒届かず2位となった。結局RWDクラスはゼッケン順の速いノーマークの前田選手(中部)が優勝した。
−−− 1本目上位入賞者(RWD) −−−
1位:横山  修二 中国 1'51.91
2位:前田  幸男 中部 1'53.02
3位:榊原  浩之 中部 1'54.24

最終結果
−−− 上位入賞者(RWD) −−−
1位:前田  幸男 中部 1'46.22
2位:横山  修二 中国 1'47.01
3位:榊原  浩之 中部 1'47.85


・N0 クラス 1600cc 以下の2輪駆動の車両
残念ながらこのクラスも九州からの参加はなかった。九州では1600cc上下でクラスを分けていなかったが、実質的には1600cc以下のマシンが多かったことからもっと参加してもらいたかった。霧の残る1本目にトップタイムをマークしたのは地元の松岡選手で1分48秒、2番手には中部から参加の安藤選手がつけた。このクラスも濃い霧と水分を含んだ路面に手こずっているようだ。

2本目になり、霧が晴れ路面状態がよくなってくると全車続々とタイムアップを果たす。1本目トップタイムをマークしたゼッケン31番松岡選手(中国)は約4秒縮め1分44秒台でゴール。続く1本目2位だったゼッケン32番安藤選手(中部)は奮わず1分46秒台、さらにゼッケン33番の藤澤選手(四国)は1本目14位という不本意な成績であったが、ここに来て7秒のタイムアップを果たし2番手に躍り出た。その後、中国地区、中部勢のベテラン選手達が走るが、松岡選手(中国)の出した、1分44秒台は破ることができずそのまま松岡選手(中国)が逃げ切った。

−−− 1本目上位入賞者(N0) −−−
1位:松岡  修司 中国 1'48.55
2位:安藤  亨 中部 1'49.08
3位:岩坂  有洋 中国 1'50.29

最終結果
−−− 上位入賞者(N0) −−−
1位:松岡  修司 中国 1'44.57
2位:藤沢  しげみ 四国 1'45.19
3位:岩坂  有洋 中国 1'45.38

・N1 クラス 1600cc を超える2輪駆動の車両
1600ccを超える2輪駆動の車両で戦われるこのクラスは、現在のダートラの主流と言っていいクラスである。九州からも宮地選手(CH3位)、大ベテランの安川選手、この日のためにアスティからDC2に乗り換えた中島有彦選手がエントリした。競技の方でるが、1本目にトップタイムをマークしたのは近畿より参加の大下選手で1分48秒であった。つづく2番手には中部から参加の宮谷内選手でその差0.5秒である。このクラスは地元ではなく他地区の選手ががんばっているようである。1本目が終わって時点での九州勢の成績は中島有彦選手がかろうじて11位につけている状態である。

2本目になるとN0クラスと同様このクラスもよくなった視界とよくなった路面に全車走りが活き活きしてきた。そんな中、最速で走りきったのはやはり近畿の大下選手であった。つづく2番手も1本目と同様宮谷内選手(中部)でその差0.3秒、3番手には地元の意地を見せ、荒木選手が滑り込んだ。一方九州勢はというと……宮地選手が9位に終わった。

−−− 1本目上位入賞者(N1) −−−
1位:大下  剛 近畿 1'47.43
2位:宮谷内 光雄 中部 1'47.91
3位:西田  和彦 近畿 1'48.75

最終結果
−−− 上位入賞者(N1) −−−
1位:大下  剛 近畿 1'44.03
2位:宮谷内 光雄 中部 1'44.30
3位:荒木  博宣 中国 1'44.70


・N2 クラス 1600cc 以下の4輪駆動の車両
N2クラスは九州では毎戦参加がなく不成立となってしまった。よって参加者もいなかった。この傾向は全国的なものなのか、今回も参加があったのは中部地区と近畿地区のみであった。しかし車種の方は多彩であり、BOONからヴィヴィオまで往年の名車が多数参加してきた。そんな中1本目でトップを獲ったのはアルトを駆る中部から参加の堀内選手であった。0.3秒差でBOONを駆る近畿の宮木選手が続いた。高速コースであるタカタは長い時間Gが溜まるコーナーが多く、軽自動車のトレッドでは怖い感じもするが長年ドライブし続けている感じで巧みにGを逃しながら車をコントロールしている。
霧も晴れ路面状態もよくなった2本目、他のクラスの選手達であるならば手放しで喜ぶのだが、スピードが増し、また路面の轍も深くなっている状態は、このクラスの選手達にはどのように映ったのだろうか。1本目3位だった四国から参加のストーリアを駆る近藤選手は1.84秒のタイムアップだ。他のクラスでは平均して4秒前後タイムアップしているが、このクラスはよくなった路面がかえって恐怖感を与えているようだ。1本目2位だった近畿の宮木選手も2.4秒のタイムアップに留まってしまった。そんな中、1本目トップだった中部の堀内選手がなんと4.27秒のタイムアップで現在2位の宮木選手を大きく引き離す。堀内選手の後を追うかのごとき同じアルトを駆る中部の和仁選手も激走というよりもしなやかに走っている。なんと1本目より7.31秒のタイムアップでトップに躍り出てしまった。その後和仁選手のタイムを塗り替える選手は誰も出ず、和仁選手が逃げ切りで優勝した。

−−− 1本目上位入賞者(N2) −−−
1位:堀内  隆 中部 1'47.54
2位:宮木  健郎 中国 1'47.84
3位:近藤  政宗 四国 1'48.73

最終結果
−−− 上位入賞者(N2) −−−
1位:和仁  博英 岐阜 1'42.65
2位:堀内  隆 中部 1'43.27
3位:宮木  健郎 中国 1'45.05


・N3 クラス 1600cc を超える4輪駆動の車両
実は、N2クラス同様、九州ではN3クラスもJr戦では全戦成立しなかった。CH戦でも毎戦5台ぎりぎりだっただけに、Jr戦ではいたしかたないだろう。数年前改造範囲の規定でNとSに分けられ、それまでA4クラスで車を作っていた人達はいまさら元に戻すことができずそのままSクラスへと移行した。お金がかかりすぎるという理由で改造範囲の狭いNクラスを設けたわけだが、結果的にノーマル状態から車を作らなければならなくなり、返ってお金がかかるクラスとなり参加台数が減ってしまった。
九州からは推薦という形で馬場選手がエントリーした。九州のCH戦では上位に入る選手だけに走りの方も期待に応え1本目は堂々のトップタイムをマークした。2位は中部から参加の大江選手で、3位も中部から参加の伏見選手である。このクラスは地元中国地区からも多数の参加があるが他地区から参加の選手が上位を占めた。

しかし、2本目となると地元選手が本領を発揮してしまった。まずは梅本選手が1分38秒95のトップタイムを出すと、1本目なんと転倒した伊藤選手が1分39秒98の2番時計を出す。そうなってくるとプレッシャーがかかるのが最終ゼッケンの馬場選手である。九州地区の全期待を背負ってスタートした。九州の選手達は馬場選手の走りを見つめる。いつも冷静な馬場選手であるが、今日は積極的に攻めている。多少土手にキスしたりリアを当てながらの走行だ。でも中間はトップタイムをマーク。九州の選手の間で「おーっ」という安堵にも似た言葉が漏れる。馬場選手が後半セクションに入り我々の視界から消えた。あとはアナウンスに耳を傾けるしかない。そこでアナウンスは「おっーとぉ!」、九州の選手の間では動揺が走る。アナウンスが「モンテカルロコーナーでハーフスピン」ということを伝え、九州の選手の間では、残念という思いと馬場選手の健闘をたたえる、「あーっ」という言葉が漏れた。前半、土手に当たりながらも中間ベスということは馬場選手には聞こえるはずもない。馬場選手は土手に当たったりしたミスを挽回するために焦ったのかもしれない。結局N3クラスは梅本選手の逃げ切りで優勝が決まった。

−−− 1本目上位入賞者(N3) −−−
1位:馬場  一裕 九州 1'41.39
2位:大江  広展 中部 1'41.77
3位:伏見  浩二 中部 1'42.79

最終結果
−−− 上位入賞者(N3) −−−
1位:梅本  貴志 中国 1'38.95
2位:伊東  博文 中国 1'39.98
3位:清水  憲治 中部 1'40.18

・S1 クラス 1600cc を超える2輪駆動の車両
S1クラスは今大会最多出場台数を誇った(32台)。九州からも6台の参加があった。九州のダートラ部長、牟田選手が率いるAGGRESSIVEからは、濱嵜選手、櫻井選手がDC2で、そして大野選手がEK9で。職人永田選手が率いるDESIREからは山口選手、矢野選手、寺川選手がエントリーしてきた。寺川選手は先週行われたオールスターラリーに続いてのエントリーである。寺川選手にはオールスターラリーの時の勢いを是非見せてもらいたいところである。ちなみにラリーの時にフランクフルト状態になった指はまだ痛々しかったけどだいぶ余裕も出てきたようである。

最悪なコンディションの中、トップタイムをマークしたのはやはり地元の山本選手であった。そして2番手は全日本でも名前をよく目にする近畿の藤原祐一郎選手だ。一方九州の選手はというと寺川選手が気を張りすぎてトップより1秒遅れの5位に着けている。このクラスは選手層が厚く1位〜5位までが1秒以内だ。

2本目、ゼッケン順では、九州の寺川選手から、ラリーでもクレバーな走りで定評のある寺川選手は決して派手なアクションなど起こさず、淡々と走りぬき2.7秒のタイムアップを果たした。中国地区といえばめずらしい車がはしているが、今回もはやりエントリーしていた。FTOを駆る山下選手である。1本目6番手のタイムであった山下選手であるが、何と! 3.7秒のタイムアップを果たしトップタイムを更新してしまった。山下選手が出したタイムは偉大で藤原祐一郎(近畿)でも破ることはできなかった。そんな調子で競技はすすんで行っているがラスト2台になってもまだ山下選手のタイムは破られない。ラス前は中国の新山選手である。なんか聞いたことある苗字だが、下の名前が違う。でも走りは全日本でもよく聞く名前の人に匹敵する走りで、何とトップタイムをマークしてそのまま優勝してしまった。

−−− 1本目上位入賞者(S1) −−−
1位:横内  由充  中部 1'45.57
2位:山谷  隆義  中国 1'44.75
3位:藤原  祐一郎 近畿 1'45.33

最終結果
−−− 上位入賞者(S1) −−−
1位:新山  真規 中国 1'42.10
2位:山下  貴史 中国 1'42.44
3位:藤原  祐一郎 近畿 1'42.62


・S3 クラス 1600cc を超える4輪駆動の車両
一番元気のいい選手達が集まるS3クラス。今回はS1クラスには及ばなかったが、西日本各地より26台がエントリーしてきた。九州からも6台がエントリーしており、宮崎の児玉選手、熊本の嶋村選手、長崎の岩本選手をはじめとするCH戦にも上位入賞する選手、さらにJr戦上位の高田選手、濱口選手がエントリーしてきた。またこのクラスもS1の寺川選手と同様に先週のオールスターラリーにエントリーし、残念ながらリタイヤに終わった宮川選手もエントリーしリベンジに燃えている。

そんな強者を揃えてエントリーしてきた九州地区であるが1本目は高田選手の6位(トップから3秒落ち)が最高位であった。一番期待のかかっていた岩本選手は、車がそのプレッシャーに耐えられずオーバーヒートを起こし下位に低迷してしまった。先週のラリーでオーバーヒートでリタイヤした宮川選手は岩本選手を師匠と慕っているが今回はしっかり師匠自身が岩本一派のケツを持った形となった。

朝から降り続いた雨もようやく止み、このクラスになってからは、先頭ゼッケンからほぼGOODな路面になってきているため、かなりアグレッシブな走りが見られるようになった。となると1本目は大事を取ってウエットタイヤで走った選手達もドライタイヤに換えて挑んできた。まずは1本目2番手だった近畿の石戸選手がタイムを1.5秒縮め1分37秒台に載せた。ゼッケン的にはノーマークゼッケンである石戸選手であるがなかなかタイムが更新されない。20台程が走行しても以前トップである。そして1本目トップだった森選手が走行した。約1秒の縮め石戸選手を上回りトップとなった。1本目、2本目ともトップを獲った石戸選手は安堵の表情を浮かべ他の選手の走りを見つめるが、最終ゼッケンの片岡選手(中国)の走りとなると表情がこわばった。同じ地区で戦う同士のため相手の実力は知っている。今回は1本目に勝っていたため安心していたが…。やられてしまった。片岡選手が森選手に約1秒の差をつけ優勝してしまった。

−−− 1本目上位入賞者(S3) −−−
1位:森  博昭 中国 1'39.05 1
2位:石戸 昭太郎 近畿 1'39.65 2
3位:藤原 崇史 中国 1'39.71 3

最終結果
−−− 上位入賞者(S3) −−−
1位:片岡 学 中国 1'36.22
2位:森  博昭 中国 1'37.19
3位:石戸 昭太郎 近畿 1'37.61


・Dクラス
Dクラスとなると、別途積載車を準備しなくてはならないため、サラリーマンのプライベーターではなかなか参加することができないためか、九州では2007シーズンは成立することはなかった。この傾向はどこの地区も同じようで、今回は7台というさびしいエントリーとなった。しかし昔キャロッセが走らせていた車があったり、広島の大御所梶岡選手がかつて走らせていた車があったりと完成度が高い車がエントリーしていた。

ひときわ高いエキゾーストノートを奏でDクラスがスタートした。1本目にトップを獲ったのはGTOでもなく、BSTのインプレッサでもなく中部から参加のランサーベースの改造車を駆る西尾選手であった。当日は気温も低く雨も降っていたため、極度のチューニングされた車には厳しいコンディションだったのかもしれない。そのため2番時計もランサーベース改造車を駆る中国地区よりエントリーの三好選手であった。

気温も上がり雨も上がった2本目、BSTインプレッサを駆る寺尾選手が18秒のタイムアップを果たし実力を発揮した。しかし1本目に西尾選手(中部)の出したタイムを破ることはできなかった。最終ゼッケンの西尾選手はこの時点で既に優勝が決まったわけだが、ビクトリーランを行うことなくさらにタイムを縮めカッコいい優勝を決めた。


−−− 1本目上位入賞者(D) −−−
1位:西尾  実 中部 1'39.28
2位:三好  工 中国 1'40.84
3位:原   卓 中国 1'40.84

最終結果
−−− 上位入賞者(D) −−−
1位:西尾  実 中部 1'37.47
2位:佐々木 豪 中国 1'40.00
3位:寺尾  猛志 中国 1'40.29