自動車ライター飯嶋洋治のブログ

編集者、ライターです。「モータースポーツ入門」、「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」(ともにグランプリ出版)、「スバル・サンバー 人々の生活を支え続ける軽自動車の半世紀」(三樹書房)、「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識」(日刊工業新聞社)など著書多数。たまにサーキットを走ります。

参加型モータースポーツの行く末

本音では、プレイドライブから仕事をもらい始めたとき、私の方が切られることはあっても、プレイドライブが休刊するとは思ってもいなかった。地方イベントの掲載が少なくなったとか、企画がマンネリだとか言われても、雑誌は基本的に対象そのものの影にすぎない。対象物の大きさや光の強さによって、媒体は左右される。

簡単に言ってみれば、時代の流れには逆らえないということ。もし逆らっても続けるとすれば、それは商業誌ではなくて、採算を考えないで良い「道楽」ということになってしまうだろう。もっとも誤解を恐れずに言えば、世の中になくても誰も困らないモータースポーツを扱う雑誌などは、「道楽」で出すのが正解なのかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/ikebukuro60/

ところで、本日、このブログ経由で仕事のオファーをいただいた。大変ありがたかったのだが、私のテリトリーではないために辞退させていただいた。そういう面でも時代は変わりつつあるといえそうだ。