走り屋仕様のミニ?

 MINIのラインアップで最も過激なグレードの「ジョン・クーパー・ワークス」がマイナーチェンジを受けた。MINIのロゴが新デザインとなり、LEDデイライト下端がつながる楕円状になるなど、エクステリアも小変更されているが、最大の変更点はトランスミッションが8速スポーツATとなったことだ。従来は6速ATだったが、この部分が走りにどう影響するのかは興味深いところ。まず走り出してアクセルをぐっと踏み込むと2L直4DOHCツインパワーターボエンジン(最高出力231ps/5200rp、最大トル320Nm/1450~4800rpm)が、1290kgのボディを軽々と引っ張っていく。スペックは従来どおりだが、排ガスの削減など若干の改良があるそうだ。

ドライビングモードは「スポーツ」「ミッド」「グリーン」から選択できる。今回、時間の関係もあり「ミッド」だけでの走行となったが、新採用のトランスミッションは、多段化したこともあり、コンコンと小気味よくシフトアップしていく。いわゆるトルコンATだが、アクセルレスポンスも良く、ひんぱんにロックアップしていることが感じられた。ちなみに「スポーツAT」というのは、ロックアップ制御、反応の速さ、シフトダウンのブリッピングが特徴となる。

走りの方は、ゴーカートフィーリングを謳うが、BMW的な優等生ぶりを見せてしなやかな印象だった。オプションの18インチのアロイに205/40R18のランフラットタイヤだったので、硬さについてはちょっと覚悟していたのだが、オプションの電子制御サスペンションのおかげもあるのだろう。ステアリングからのインフォメーション、踏んだだけカッチリ減速するブレーキフィールなどは、BMWのお得意のところで、MINIもその恩恵を十分に受けているように感じた。

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インタークーラー等の冷却効率向上のエアインテークが目立つジョン・クーパー・ワークスのフロントビュー。

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タイヤサイズは205/40R18のランフラット。乗り心地はガチガチを覚悟したが、電制サスでマイルド。

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バケットタイプのシートでホールド性を確保。8速ATはレスポンスが良くストレスが少ないものだ。

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MINIクーパーのフロントビューはシンプル。ジョン・クーパー・ワークスのエアインテーク部分にフォグが収まる。